動悸がする

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動悸と共に起こるこんな症状はありませんか?

次の症状が動悸と同時に現れる場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。当院でもご相談を承っております。

  • 胸痛
  • 冷や汗
  • 吐き気、嘔吐
  • めまい、ふらつき
  • 息切れ、息苦しさ、呼吸困難
  • 意識低下、失神

動悸とは

動悸とは

動悸は、心臓の鼓動を通常以上に強く感じる症状です。「ドキドキ」「ドクンドクン」「ドキッ」といった感覚として体感されます。激しい運動の後や緊張時に感じる動悸は通常問題ありませんが、安静時や軽い運動で感じる場合は注意が必要です。動悸は単独で起こることもありますが、他の症状を伴う場合もあり、その場合はより慎重な対応が求められます。

動悸の種類と原因

動悸には主に三つの種類があります。

種類 状態 考えられる
疾患
脈が速くなる「頻脈」 1分間の脈拍が100回以上 狭心症、心筋梗塞、不整脈、心不全、肺塞栓症など
脈が遅くなる「徐脈」 1分間の脈拍が60回未満 洞不全症候群、房室ブロックなどの不整脈
脈が飛ぶ 主に期外収縮による 健康な人でも起こることがある
頻発する場合は注意が必要

動悸の原因はさまざまです

  • 日常生活における原因としては、緊張や気分の高ぶり、カフェインやアルコールの過剰摂取、喫煙などが挙げられます。
  • さまざまな疾患の原因としては、不整脈、狭心症、心不全、甲状腺機能亢進症などが代表的です。
  • 一部の薬の副作用として動悸が生じることもあります。

動悸の検査

動悸の原因を特定するために、いくつかの検査がおこなわれます。

  • 心電図検査
  • 24時間ホルター心電図検査
  • 超音波検査(心エコー検査)

心電図検査

心電図検査は基本的な検査で、心臓の電気的活動を記録し、不整脈や心筋梗塞の有無を調べます。

24時間ホルター心電図検査

24時間ホルター心電図検査は、日常生活中の心電図を連続して記録するもので、間欠的に起こる不整脈の診断に有用です。

超音波検査(心エコー検査)

超音波検査(心エコー検査)では、心臓の構造や機能を評価し、弁膜症や心不全の診断に役立ちます。

動悸の治療

動悸の治療

治療は原因に応じておこなわれます。薬物療法では、抗不整脈薬や抗凝固薬などが用いられます。生活習慣の改善も重要で、食事や運動習慣の見直し、禁煙などが推奨されます。薬物療法で効果が不十分な場合は、カテーテル治療などの専門的な治療が検討されます。

当院の対応

当クリニックでは、動悸で
お悩みの患者さんに対し、
丁寧かつ経験に基づく的確な
診断を心がけています。

  • 詳細な問診と身体診察をおこない、症状の性質や頻度、関連する要因などを慎重に評価します。
  • 必要に応じて心電図検査や心エコー検査を実施し、原因の特定に努めます。
  • 診断結果に基づいて、適切な治療計画を立案します。

軽度の場合は生活習慣の改善のアドバイスを中心におこない、必要に応じて薬物療法をおこないます。また、日常生活における動悸の予防や対処法についても具体的にご指導いたします。
重症度や原因によっては、より専門的な治療が必要な場合もあります。そのような場合は、連携している専門医療機関への紹介を速やかにおこない、適切な治療が受けられるようサポートいたします。

動悸はさまざまな原因で
起こる可能性があり、
その重症度も軽度のものから
生命に関わるものまで幅広い

繰り返し起こる場合や、日常生活に支障をきたす場合は、早めに受診することをおすすめします。当クリニックでは、患者さんの症状を丁寧に評価し、適切な診断と治療を提供いたします。動悸でお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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