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- 足の親指の付け根が腫れている・痛い
足の親指が腫れる主な原因
足の親指の腫れや痛みは、多くの方が経験する悩みです。この症状は歩行に影響を与え、日常生活に支障をきたすことがあります。ここでは、その原因と対処法についてご説明します。
痛風
痛風は、体内の尿酸値が上昇することで引き起こされます。魚や肉、ビールなどに含まれるプリン体の過剰摂取が原因となることが多いです。足の親指に突然の激しい痛みと腫れが現れ、約1週間で自然に収まりますが、再発の可能性が高いのが特徴です。
糖尿病性足病変
糖尿病患者さんに見られる足の問題を総称して糖尿病性足病変と呼びます。神経障害や血流障害により、足の感覚が鈍くなったり、傷が治りにくくなったりします。早期発見と適切な管理が重要です。
外反母趾
外反母趾は、足の親指が人差し指側に曲がる変形です。女性に多く見られ、不適切な靴の着用や遺伝的要因が関与します。足の指の痛みや腫れだけでなく、姿勢の変化による膝や腰の痛みを引き起こすこともあります。
蜂窩織炎
蜂窩織炎は、皮膚の深層組織に細菌が感染して起こる炎症です。足に発症しやすく、皮膚が赤く腫れ、熱を持ち、触ると痛みを感じます。全身に炎症が広がると、発熱や倦怠感を伴うことがあります。
その他の原因
寒い季節には凍瘡による腫れや痛みが生じることがあります。通常は気温の上昇とともに症状は改善しますが、暖かい季節にも同様の症状が現れる場合は、他の疾患の可能性も考慮する必要があります。
受診のタイミング
以下のような場合はお早め医療機関への受診をおすすめします。長期的な症状の場合は整形外科を、突然の激しい痛みや腫れの場合は内科を受診するのが適切です。ただし、原因によって適切な診療科が異なるため、まずは総合的な診断を受けることをおすすめします。
- 症状が急に現れた場合
- 長期間症状が続く場合
- 歩行時に強い痛みを感じる場合
- 腫れが引かない場合
足の親指の痛みの治療
足の健康は全身の健康と
密接に関連しており、
早期の対応が症状の改善や
合併症の予防につながります。
当院では、足の親指の腫れや痛みに関する相談を承っております。症状の程度や持続期間に関わらず、お気軽にご相談ください。適切な診断と治療により、快適な日常生活を取り戻すお手伝いをいたします。